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2004.01.21

井の頭文化園分園

井ノ頭通りをわたると前進座の前を横切り、すぐ西側の道を神田川の方に曲がった。人通りのほとんどない広い道をしばらく歩いて、突き当たりを右斜めに下ると夕焼け橋の下流に出る。
川の向こうには広い芝生が広がって、子供づれのお母さん達が幾組か見える。今日は少ない方だなと思う。
いつもの通り、ニレの木の間を通ってゴジラの木の下に出る。そばのサイカチの木の下を通って池ノ端を進む。地面ににょっきりと沢山の気根が連なって出ている落羽松のそばを抜け、葉のすっかり落ちたカツラの木の下を通り、地面すれすれに低く這っているサクラの木の根元をまたいだ。

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サクラの木が池に向かって倒れ込んできているので、この道もだんだん通りにくくなってきている。倒れ込み防止のため、支え工事もしょちゅう行われている。
しばらく進むと小さな狛江橋を渡たり中の島に出た。井の頭文化園分園の受付に人影を見て、久しぶりに今日は入ってみようと思った。
昨年買っておいたがほとんど使っていなかったパスポートを取り出すと、受付の若い女性に見せた。
園内に入ると左手に回り、池に突き出した円弧形の橋の上に出た。橋ノ上を進みながら、池の中から扇形に吹き出している噴水や、石作りの橋を見越して、井の頭弁財天の真っ赤に塗られたお宮を眺めた。

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円弧形の橋の内側には、昨年生まれた白鳥や鴨などが悠々と浮かんでいる。橋の途中から戻ると、舗装された園路に入るが落ち葉もなく、とても綺麗なのが目を引く。園路を横切って北岸に行くため「水辺の小径」に入る。
ムクノキの下を通り抜けるとすぐ水辺に出る。岸辺には近隣の小学校の生徒たちが植えた川柳の若木が育って、まだほんの少しだが葉が付いている。数メートル先には葦の生えた浮き島が浮かび、島の上に鴨が休んでいるのが見える。
岸に沿った小径の内側には数基のベンチが並んでいる。今ごろはほとんど人の気配が無い。ベンチに座り、浮き島を通して対岸を眺めていると、次第に気持ちが落ち着き、ここは 別世界を覗くことのできる秘密のスポットだということが分かってくる。
この辺りには、ミズキ、スギ、メタセコイア、アオキ、ツバキ、ヤツで、ヒサカキ、イイギリ、トベラ、カツラ、ラクウショウ、などの木々が植えられている。
文化園分園の門をを抜けると左側、池の岸辺の葉の落ちた木々の枝を通して対岸に、真っ赤な色が鮮やかな弁財天のお宮が迫る。

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岸辺にある植え込みのツツジの上に、数りんの狂い咲きの花があった。

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少し離れた梅林の下には、白い水仙の花が群れて咲いていた。

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まだ堅い蕾の梅林を左に見ながら進むと、お茶の水の前を通って坂を上る。賑やかなバス通りに出て右に曲がり、吉祥寺駅を目指した。パルコからサンマルク、ルーエから三越、吉祥寺図書館から石屋、と帰りのコースを描きながら歩いた。

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