« 井の頭文化園分園 | トップページ | 車中での時間は短いのか »

2004.01.22

所作に満ちている道

朝起きて、いつものようにリビングにいく途中、書斎のカーテンを開けて光を入れると外の景色を見る。私のいつもの所作になっている。窓の外に見える景色は毎日違っていて、一日として同じではない。
所作と思うようになったのはある日カーテンを開けていて、こうするのが習慣になっているなと感じたときからである。

2004.01.01 08:37.JPG

細かい動作が所作といわれている世界はたくさんある。お茶やお花をはじめ芸能武芸一般、宗教儀式から占法と、人の動きに係わる世界には全て存在している。つまり所作は、文化を成り立たせている一面なのである。
この所作が繰り返され、形や型として認識されるとそこに道が見えてくるのではないだろうか。たくさんの人がこの道を通り過ぎ、後から来る人がこの道を踏み外さなくなったとき、初めて人々はここに道があるというのだろう。
だから、どの道に入ってみても、その中は沢山の所作に満ちているのだと思う。どの道も多くの古人が思いを込めながら歩いて来たので、次第に所作が洗練され、こんなにも美しい型や形が生まれたのだと思う。
書斎に座って時折窓から外を眺めるのもいい。見るたびに景色が変わっていて、あるものは大きく、あるものは少しも変わっていないように変わっている。ここは一つ、ありのままに見過ごすことにしょうと思う。

|

« 井の頭文化園分園 | トップページ | 車中での時間は短いのか »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/12847/124414

この記事へのトラックバック一覧です: 所作に満ちている道:

« 井の頭文化園分園 | トップページ | 車中での時間は短いのか »