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2004.02.12

四象八卦:占筮50策で何を見るのか

乾坤という八卦の世界からどのように出て、どのようにして戻ってくるのかを考えてみる。
易を占うのに占筮をもって行うところからこの探求の旅を始めてみよう。
まず、その筮竹の本数が50本に至った経緯をみてみると、「河図」の数55から始まり、奇数である天の数25、偶数である地の数30の和であるところから、天の数25に合わせて地の数も25とし、天地の数として50を見出したとされている。
次に、占筮法では1策を天地としてこれを人に擬して人策とし、残る49策を人の変をみる策とし、分けて左を天策、右を地策とし、策数をかぞえるのに4本ずつとし、その余りを数えて卦の象が得られるとしている。
ここにみられることは、2分して4で除し余りを数えて3画の八卦の象を得、これを重ねて6画の64の卦の象を得ているということである。
乾坤の八卦から出るのに、このように八卦の象を重ねて6画の64の卦の象を得る、という方法を使っていると考えられる。
占筮法を更にみると、説卦伝の「往くを数うるは順、来を知るは逆なり。故に、易は逆数なり」ということに注目させられる。得られた卦象を下から逆に求めれば、天は上から順にあらわれるという。ここで、逆に求めるとき時は下から上へ進むとしていることにも、注意を払うことが必要と思われる。
これらのことを俄に考えてみると、八卦象の現実から64卦象の世界を経過し、再び八卦象の現実を見ている図が浮かび上がってくるように思われる。
つまりこの図は、到達した64卦象の世界から逆に太極を求め、天は両儀四象から八卦まで順に下って現実の世界に至り、更に順に下って64卦象の内奥の世界に達し、元に戻って来るという図なのである。
この現実の世界である八卦象の世界から出て、64卦象の内奥世界に達し、そこから逆に観ることのできる太極をもって、八卦世界を見極めようとしていると思われる。

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