« 井の頭公園お花見ルートを散歩-花散り敷く | トップページ | 散歩道の道路に覆いかぶさって咲く八重桜の花 »

2004.04.08

雲取山の四季-2

04.4.8 08:32.JPG

先日4月6日、新宿のコニカミノルタフォトスクエアーで偶然 M さんに出会った。紀伊国屋の裏に出て喫茶店にはいると、久しぶりにお茶飲み話をした。しばらく話をしているうち、M さんは私と雲取山に登ったことがあるといった。
私は思い出そうと聞き耳を立てていたが、M さんと一緒に雲取山に登った覚えはなく、思い当たることはなかった。なぜ私は覚えていないのだろうと、その理由らしきものを描こうとしてみたが、何もなかった。

M さんの話によると、雲取山登山のあらすじは次のようになる。
高校を卒業した翌年の6月、浪人中の私と M さんの他にもう一人、大学に入学してたばかりの F さんが加わって3人で国鉄の氷川駅に降りて、通称バカ尾根から登った。満月の夜で昼間のように明るい中を登った。
六つ石を通って七つ石に着いたとき、私が、ここが七つ石だといった。その石はどこにあるのかと M さんが聞いたが、私は答えなかったという。
七つ石には山仕事用の無人小屋があって、みんなでその小屋に入って酒を飲み酔っぱらって寝たという。
雲取山の頂上に行くと、雲取山を背にして向こうが三峰口だよ、と私が何度も言っていたという。帰りは三条鉱泉に下りて自炊し、M さんが鉱泉の湯で味噌汁を作り F さんに”うまいだろ”といって飲ませたが、このことは M さんと私だけが知っていて F さんは知らないはずだという。それからバス停に下りて帰ったという。
だいたい以上のような話なのであるが、私には全く思い当たる節はない。しかし、満月の夜、七つ石、三峰口、三条、鉱泉、などは私にとって非常に思い出深い言葉なのであるが、私の感覚の中に M さんも F さんも出てこないのである。
話の中でM さんは思い出したように、同行者がもう一人いたような気がするといった。そうだ彼だ S さんだよ、といった。またしばらくして、もう一人は O さんだ、O さんに違いないといった。私は、M さんも同行者で分からない人がいるらしい、でもなぜ私と F さんと一緒に雲取山に行ったことだけは覚えているのだろうか、疑問に思って聞いてみた。
M さんがいうのには、雲取山から帰ってしばらくしてから、 F さんと甲武信岳に登って雲取山まで来て、私が何度も言っていた三峰口に降りたんだから間違いない、という。またこうもいう。私と一緒に雲取山に登ったのが初めてで、それから山に取りつかれ、たくさんの山に登ったのだという。
それにしても私は不思議な気に襲われている。全く身に覚えが無いのである。私にこのことを忘れさせる何かがあったのではないか、と考えて見ているが、これもまた思い当たる節はない。だがその内に、この話を繰り返し考えているうちに、私自身がその気になって M さんと一緒に山に登った気になっていってしまうのではないかと、かえって心配になっているのである。
私がうろ覚えに覚えている雲取山の登山というのは、満月の夜、氷川から登って日原鍾乳洞に下りてきたことが、少なくとも2回あるはずだという記憶である。その時に一緒だった人は B さんであり、T さんである。またSin さんも私と一緒に雲取山に登山したといっているのだが、M さんと同じで私に覚えが無いのである。
どうしてこんなことになってしまうのだろうかと考えているうち、雲取山の四季のエントリーが書けなくなってしまっていたのである。まだしばらくは、私と一緒に雲取山の登山をした人に会って、私自身の記憶を確認しなければならないと思っている。
今日はここまで。

|

« 井の頭公園お花見ルートを散歩-花散り敷く | トップページ | 散歩道の道路に覆いかぶさって咲く八重桜の花 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/12847/414380

この記事へのトラックバック一覧です: 雲取山の四季-2:

« 井の頭公園お花見ルートを散歩-花散り敷く | トップページ | 散歩道の道路に覆いかぶさって咲く八重桜の花 »