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2004.05.19

「ラビ・バトラ 新世紀の大逆転」を読む-02

04.5.17 17:39.JPG

序章「いよいよ世界が大きく変わる」において、ラビ・バトラはいう。1978年に私は、2000年までに共産主義が、そして2010年までに資本主義が、ともに崩壊すると予測した「資本主義と共産主義の崩壊」と題した本を自費出版した。そしてその後どうなったか、1989年のベルリンの壁崩壊から、翌々年ついにソ連邦そのものの解体にまで至った。つまり、著者ラビ・バトラの予測の一つが的中したのである。

もう一つの予測である「2000年代の最初の十年に資本主義は終焉する」には未だ眉に唾を付けて接する人が多いのが現状である、とラビ・バトラはいう。未だ他にもラビ・バトラの予測はあるが、私はこの資本主義の終焉というのが気になるところである。
ラビ・バトラはここで、自身を予測に向かわせる大きな力について述べている。「通常の経済学者であれば、恐慌が起こる原因として、そこに自然の摂理を持ち出すようなことはしないだろう。しかし私は、「自然の摂理」あるいは「無限の存在」のもつ偉大な力を信じているし、毎日の瞑想を通じてその力を確かに実感している。だからこそ、一般の経済学者が行うべくもない大胆な未来予測も行うのである。」と。ラビ・バトラはヒンズー教徒なのである。
ラビ・バトラは自分の使命について述べていう。「そして、ほかならぬその「無限の存在」が「世界からの貧困の撲滅」という使命の達成に向かわせていると確信している。」と。また、「私は本書の中で、来るべき新しい時代の世界観を述べようと思う。それは一方で厳しいものであるが、精神的な価値が高められる、大いなる可能性に満ちた時代でもある。」と。
私は私の観点から考えてみたい。共産主義の崩壊について、世界で予測していた人がいたということは知らなかったが、これを予測していた人としてのラビ・バトラを知り、私は大いに尊敬することとなったのである。
また、経済社会が自然に含まれている人間の行動によって成り立っている以上、自然を動かしている「自然の摂理」によって経済社会が動かされる、という考え方に私は共感するのである。
自然の摂理を感得するのに瞑想をもってすることにも私は大いに賛同し、その技法を知りたいと思う。

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