« 柏葉アジサイとカーネーションがやって来た | トップページ | 中野区野方でムベの花と小さな実を見付ける »

2004.05.13

ピラカンサとエゴとナツミカンの白い花

104.5.6 12:51.JPG

このころ散歩で出会う花に白い花がある。木の白い花であるピラカンサ、エゴ、ナツミカンに思いを寄せてみた。

ピラカンサスと私は今まで言っていたが、ピラカンサが通称であるらしい。日本名は「トキワサンザシ」といい、バラ科の植物で、近ごろ吉祥寺近辺の散歩で見かけることが多くなった植物の1つである。
ピラカンサは5〜6月ごろ真っ白い花に覆われ、秋10月ごろから丸い鮮紅色に色づいた小さな実が鈴なりなってくる。小鳥達はこの実が大好物で、何時の間にか食べられていて、見ていないうちに無くなってしまうことが多い。
小鳥達は赤い見が大好きである。ウメモドキ、クロガネモチ、ソヨゴ、ナンテン、ナナカマド、モチノキなどの赤い実が好まれているが、マンリョウの赤い実は私の見るところ後回しにされ、他の赤い実が無くなってから最後に食べられているようなのである。
マンリョウの赤い実は飛びつくほど美味しくは無いらしい。昔わが家のマンリョウには、冬になって辺りに赤い実は無くなり、小鳥達ももう食べるものが無いころ、気が付いてみると昨日まであったたくさんの赤い実が一挙に無くなり、寂しくなっていることが毎年のことであった、思い出がある。

204.5.6 12:43.JPG

エゴノキの白い花はとても優しい雰囲気のある花で、私の好きな花の1つである。白い花は木の枝の下に下を向いて咲き、花の後にその実もまた薄い青ねずみ色をしてたくさん下がっている。水辺を好んで生え、熟した実を水面に落とすのがまた可愛い。だが、まだ青いうちにこの実を潰して水に落とせば、魚達は皆一時気絶して水面に浮き上がってしまうのである。
また、美しい茶色の樹の肌も私は好きである。手ごろな大きさの木の枝を乾燥させて輪切りにしたものは、コースターにしたりネームプレートにしたりするといい。薄い皮だが身と離れず、いつまでも美しいままだからである。

304.5.6 13:06.JPG

ナツミカンの白い芳しい花は濃い緑の大きな葉の中にあって、人の足を止める。これらの花は、やがて鈴なりの黄色い大きなナツミカンの実となっていく。最近の子供はこの黄色い実を見ても採って食べないし、カラスも食べることはしないので、いつまでも年を越して次の花の咲くまで樹に止まっていることが多い。
木の花の中でも、この白い花たちは人目を引く花である。ケヤキなどの小さな花は、咲いていることすら人に気付かれないようで、ケヤキに花は咲くんですかと聞かれることさえある。
目の高さに咲く白い花を、大いに楽しみながら散歩しようと思う。

|

« 柏葉アジサイとカーネーションがやって来た | トップページ | 中野区野方でムベの花と小さな実を見付ける »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/12847/589218

この記事へのトラックバック一覧です: ピラカンサとエゴとナツミカンの白い花:

« 柏葉アジサイとカーネーションがやって来た | トップページ | 中野区野方でムベの花と小さな実を見付ける »