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2004.05.16

八王子と大阪人とユダヤ人と資本主義

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今日は八王子まで遠出の散歩をした。久しぶりに下りた八王子駅北口は、考えた末に改札口からそのまま陸橋の上に出て、辺りの景色を眺めることにした。広い陸橋の上からは3つくらいのエレベータが地上と結んでいて、私には珍しかった。

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八王子は江戸の昔からこの地域の中枢であり続けていて、陸橋に立つと、周りの建物の佇まいから今も中心地としての意識が強く感じられる。

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時間に間に合うように指定された店「龍鳳」につくと2階に上がった。すでに席はこしらえてあり二人の友人が席に着いていた。やがてメンバーが揃うと、ビールでお決まりの乾杯をしてお互いの無事を確認した。
昨年この集まりの招待を受けたとき、入院と重なって出られなかった私は、最初に自己紹介をすることになった。新しいメンバー2人の紹介が終わると、それぞれ自分が過ごしてきた人生の領域について面白い話を披露しはじめた。
一番印象に残った話はトラブルについての話であった。大阪人は何か揉めた後、”ところでなんぼの話や”と言うことになるという。最後はお金で解決するのが習わしで、そこのところが分からないと大阪人とはつき合えないのだ、という。
”ユダヤ人もそうです”ともう一人が言った。”トラブルには金銭を伴わないとトラブルは解決しない、ここが分からないとユダヤ人とは付き合えない”と同じことを言う。
もう一人は”手形を落とすことをトラブルを解決するという”のだという。その時私はラオチュウで少し酔いが回っていて、これらの話をよく理解していなかったかも知れないが、確かにこんな話を聞いたのである。
この話を聞きながら、商人の世界だ、と私は思った。農民や職人が土地や自分で作り出したものを持つっていることに比べて、商人は自分で作り出したものは何も持っていないので、ただひとつ持っている知恵で生きていかなければならない。
だから商人は全てお金で物事を解決していくのが生き様になっているのだ、話を聞いた瞬間私はそう思ったのである。つまり、物事の解決をお金で決済することこそが真実になるのである。何事も、もちろん人生そのものも、そうなる以外に真実はないのである。
今世界は、この商業世界に全て変わろうとしている。グローバル化という名のもとに、そしてこれが資本主義社会の極限になるのであろう、と私は思う。世界は、インドで生まれアメリカ国籍の学者がいっているように、宗教家の時代、軍人の時代、商人の時代と変わり、今商人の世界が上り詰めているという。私もそう思えてきた。
今日会った人達は、互いに違った人生を歩んできているが、たまには会って話をしたほうがいい、皆の意見でまた秋に会うことにしよう、その思いを胸に八王子駅で別れたの午後8時近かった。

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コメント

>kotaki さん
ご覧頂きありがとうございます。ときどき覗いてみてください。

投稿: kojima | 2004.05.17 23:36

面白い情報とその早さに敬服。ときどき覗かせてもらいます。
有り難う。

投稿: kotaki | 2004.05.17 22:50

早速ご覧頂きありがとうございました。
また時々見てください。

投稿: kojima | 2004.05.17 13:11

早速あちこち見せてもらいました。

では、またあらためて。

kazama

投稿: kazama | 2004.05.17 12:55

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