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2004.06.25

複式簿記の思いで-02 複式簿記に関わり始めたころ

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「複式簿記の黙示録」岩辺晃三・徳間書店1994年12月31日初版を私が買ったのは、メモによると1995年1月23日吉祥寺ロンロン弘栄堂書店で、複式簿記はどこでどのように誕生したのかを知りたかったばかりではなく、ミステリータッチで書かれているその内容にも興味があったからである。

団体の仕事の引き継ぎは無事に終了した。一通りの話を聞いて団体の仕事の概要を頭に入れ、具体的な内容は仕事を始めてみなければ分からないので、疑問はそのつど質問することにした。
そのとき気になったことでいまでも覚えているのは、会計帳簿の簿冊が多いことと、手書きの数字の記入の仕方が複雑で、誤記が起こらないようにするのが大変だということであった。また会計帳簿は複式のものを使っているが、最終的に作り上げる会計帳簿は単式だという説明も、よく飲み込めなかった。
パソコンで会計帳簿を付けよう、そう思い付いた私はすぐゼロワンの若い店員に相談した。単式簿記のソフトが欲しいという私の要望に、店員が最初に選んだのは家計簿のソフトであった。それは簡単すぎて、どうみても団体の会計をつけるのには相応しくなかった。
会計ソフトには単式簿記というソフトはなく、会計ソフトといえば値段の高い複式簿記会計のソフトしかないということが分かってきたのである。
特にMacintosh には「MAC DE 会計」と「MAC 会計」の2つしかなかった。複式簿記のことは何も分からないが、使ってみれば何とかなるだろうと、値段の安い「MAC 会計」を買うことにしたのである。
Macintosh を使うのは初めてだから、ソフトのインストールをはじめ、マニュアルを参考にしての操作の練習も、分からないことが続発した。その度にゼロワンの店員に電話したり聞きに行ったり、休む間もない生活が始まっていた。
一方でざっと読んだ複式簿記の参考書と、「MAC 会計」のマニュアルをもとに「振替伝票」という帳票を買って金額を書き込み、ソフトの動きを知るためと、複式簿記の仕組みの勉強を始めた。最初にデフォルトの勘定科目を団体の勘定科目に作り直していくのであるが、勘定科目名、財務報告書集計項目、については大体の見当で作り、後から修正することにした。このとき、仕分け会計プログラムスタートで、期首と会計期間の概念を初めて知った。だが最も基本的な概念があることに、このとき少しも気づかなかったのである。
「MAC 会計」のマニュアルで分からないところは販売元に電話して聞いた。当時このソフトはかなりの会社で実際に使われ、青色申告にも対応していて、バージョンアップも重ねていた。だから電話での質問に、丁寧に解説してくれたので勉強ははかどり非常に助かった。
こうしてしばらくすると、曲がりなりにも帳簿を付けることが出きるようになっていった。たくさんの帳簿はパソコンのハードディスクの中にあって、机の上には振替伝票が1冊あるだけである。
MAC 会計を開くと「振替伝票」の画面から始まり、そこに直に金額を記入していくことが出きるようになっているのだが、現実の帳簿との連想を大事にするために、私はほんのしばらくの間、文具屋で購入した紙の「振替伝票」にボールペンで記入し、それを見ながらキーボードから打ち込んでいたのである。
今日はここまで。

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