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2004.06.09

ドリームスペルに出会い遊び方を学ぶ-18

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6月6日に参加していた「ドリームスペルと神聖幾何学」のもようのうち前半は、 「ドリームスペルに出会い遊び方を学ぶ-17」 に書いた通りである。その後半に素晴らしい絵画を鑑賞したので、そのことについて書いてみよう。

絵画の作者はオノカズヤ氏である。作品は4色の蛍光塗料のほかに輝石鉱石などの顔料を使って描かれていて、絵の大きさはB4の用紙より一回り大きいくらいである。描かれている絵の内容は幾何学模様である。その模様は全て、一つの画面いっぱいの円の中に、円を主体とした明瞭な中心を持つ多角形で構成され、極めて厳密な左右対称の幾何学的な形となっている。円形の紋の中身が幾何学模様になっていると考えてみれば、おおよそ想像出来ると思う。
画面の色は蛍光色を放っているが普通の絵画のように見える。この絵は自ら光を発している絵なのである。オノカズヤ氏の説明によると、あるときブラックライトを照射していて思わぬ絵が見えたことから、積極的にこのブラックライトで浮かび上がる絵を描くことになったのだそうである。ブラックライトの不可視な紫外線によって発光してくる可視光によって初めて見える絵は、作者によって描き秘められた白色光では見ることの出来ない絵なのである。
オノカズヤ氏は、絵の鑑賞方法について予め説明をし、その観賞装置を設置して、一人ひとりその装置の前に座って観賞するように促した。
小さな画架に絵が掛けられ、鑑賞者はその絵の前に置かれた椅子に座る。鑑賞者はまず、その絵の中心点が自分の目の高さになるようにする。それには、画架に取り付けられているハンドルを調節して絵の位置を上下に動かし、丁度よい位置に固定する。
絵の観賞装置はこの他、絵を照射する2種類のライトがある。一つは普通の白色光のスポットライト2つであり、もう一つは長管型のブラックライトである。そしてこのライトの点滅速度の調整スイッチと明暗調節スライダーが手元に置かれている。
絵の観賞は、夜のしじまの中で2種類3つのライトだけが絵を照らしているところから始まる。絵の前の椅子に座った鑑賞者は手元のスイッチとスライダーを使って、まず白色光だけで光による絵を見る。次にブラックライトを加え、白色光を減じていくことによって現れる見えない光線による絵を見る。
絵と鑑賞者との距離は、パソコンの画面を見る程度の距離であり、絵自体が発光するので10センチ以下の至近距離になってもよく見えるとのことである。観賞に慣れてくると、スイッチとスライダーの組み合わせを自由に使い、自身で観賞方法を見出していくところにも特徴がある。光る絵の幾何学的模様は目の視野を通じて脳に直結していくので、発光パターンが従来に無い脳の分野を刺激していることは間違いないと思う。
絵の前の椅子に座っていない人たちは、鑑賞者が観賞している間その席が空くのを待って、鑑賞者の周りで、鑑賞者が観賞している絵の変化を観賞する。つまり鑑賞者には正確な観賞位置が期待され、それは一つの椅子であることを知る必要がある。ブラックライトの紫外線が鑑賞者に与える悪影響は、定められている使い方を守っていれば今のところ無いといわれている。
こうして絵の鑑賞者にさまざまな反応を起こさせることを通じて、この絵は曼荼羅や禅画が見るものに与えるであろう生理、心理的効果と同じものを、より直接的に与えていると考えられている。
私は鑑賞者にはならなかったので、鑑賞者になった10人近い人の観賞状況とその態度、感想などを聞いて、その絵がどのように見えたのかは想像することしか出来ない。
この絵を見ることによって私は、また敷き居を一つ越えて新しい世界の様々なことを学び始めた感じがしている。
なお、 ブラックライトとは次のようなもの である。
ブラックライト蛍光ランプは、可視光線をカットする「濃い青色の特殊フィルターガラス」を使用したガラス管内壁に、近紫外線放射蛍光体を塗布したランプ。
ピーク波長 351nm の近紫外線放射(300〜400nm)を放出し、この領域の紫外線特有の光科学作用・蛍光作用を有効に利用することができる。
ブラックライト蛍光ランプは、眼に有害な紫外線(300nm以下)を放射していない。しかしながら、近距離で長時間作業を行う場合は紫外線カットの眼鏡を掛けることが勧められている。
また、目と紫外線についてのことや、 ブラックライトがどのように使われているか は、次の 「眼鏡 かわらばん」 で知ることができる。
今日はここまで。

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