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2004.07.02

複式簿記の思いで-09 日常会計業務のさまざま

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「複式簿記の黙示録」の第1章、の中の「宣教師たちが伝えたイタリア式簿記」の「2・自説を追及していったら、日本歴史の意外な裏面が見えてきた」で岩辺晃三は、次のように述べている。
「ドイツの偉大な文豪ゲーテは、「複式簿記こそ、人間の精神が発見した最も素晴らしいものの一つである」と「ヴィルヘルム・マイスターの修行時代」のなかで複式簿記を絶賛しているが、この複式簿記が普及したのは、ルネッサンス期、商業資本主義経済の萌芽した時代からである。その後、複式簿記は、国境をこえて発展していく資本主義的経済活動をささえる経営管理上の重要なソフト技術となった。」
続けて「この技術が日本に伝えられたのは1873(明治6)年になってからである、とこれまでいわれ、それが日本の会計学会での通説であった。」と福沢諭吉、アレキサンダー・アラン・シャンドの貢献を紹介し、「筆者は、この学会の通説に異をとなえ、「イタリア式簿記の日本伝播説」を主張し、複式簿記が16世紀の後半すぎに日本に伝えられていたと考えている。」と述べている。
これから、どのような世界を展開して見せてくれるのか、興味の尽きないところである。

団体の日常会計業務の中で記憶に残っていることの一つに、伝票レスの会計を実行してみた、ということがある。伝票レスというのは文字通り、伝票を使わないで帳簿を付けることである。
色々と会計や簿記の関連書物を読みあさっていたとき、伝票レスの手法を書いた本に出会ったことがその始まりであった。つまり、領収書の金額を仕訳伝票に書き込む通常の処理をすることなく、直接パソコンの入力伝票画面に領収書の金額を入力することによって、紙の伝票をなくするというものなのである。
このように紙の伝票を使わないで処理するためには、領収書に記載されている金額と入力画面に書き込まれた金額との間に1対1の対応がつけられていなければならない。そのために、「領収書貼りつけ簿」を使って領収書毎にコード番号を自動発行させる方法がとられている。
ここで使う「領収書貼りつけ簿」は、アルフォミュレート株式会社の「PROOF BOOK」というブックを帳簿代用種類(税法施行規則第4章青色申告)として使う方法である。コード番号は冊番号2桁、ページ番号2桁、行番号2桁の6桁の番号によって表示される。この領収書コード番号を入力画面の備考欄に書き込み、1対1の対応をつけることになるのである。
こうして領収書をこの「プルーフブック」に貼りつけるとともに、
その金額と領収書コード番号ををパソコンの入力伝票画面に直接入力し、日常会計業務の省力化を図っていたのである。これによって会計業務は私にとって処理の内容も分かりやすく、見通しも非常によいものになったのである。
今日はここまで。

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