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2004.07.03

複式簿記の思いで-10 ページメーカーで雑誌編集

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「複式簿記の黙示録」の第1章、の中の「宣教師たちが伝えたイタリア式簿記」の「3・1494年ヴェネツィアで出版された複式簿記の書「スンマ」」で岩辺晃三は、次のように述べている。
「さて、500年前の1494年にヴェネツィアで出版された複式簿記の書物とは、「算術・幾何・比及び比例総覧 Summa de Arithmetica, Geometria, Proportioni et Proportionalita」(以下、 「スンマ」とする)という数学書のことである。著者はイタリア人数学者のルカス・パチョーリで、簿記論は36章にわたって論述されている。パチョーリは、1445年ころイタリアのトスカーナ地方のボルゴ・サン・セポルクロに生まれたフランチェスコ教団の修道僧である。優れた数学者として知られ、20歳のとき、ヴェネツィアにおもむき、ペルージア大学、ナポリ、ピサ、フィレンッェ、ボローニアの諸大学で教鞭をとり、1494年ヴェネツィアにもどって「スンマ」を出版した。」
著者岩辺晃三は、この「スンマ」がそのご宣教師を通して遥か極東の日本に影響を与えた、という推理を展開しようとしている。ますます興味の湧くところである。

ここで団体の会計業務を少し離れて、団体のほかの仕事にもふれてみたい。雑誌の編集、パンフレット類の作成、葉書の作成、イベントの計画と進行管理、などが思い出される。
雑誌の編集では年に6回から4回の編集を受託していた。編集ソフトにはいろいろと検討した結果ページメーカーを選んだ。ソフトの使い方については本を買って通勤の行き帰りで読み、実際に仕事に使ってみて試行錯誤しながら学んだ。
編集を前任者から引き継いだとき、割り付け用紙を使って手書きで編集をしていたので、そのための原稿用紙など一式を渡された。しかし、そのわずらわしさに閉口しパソコンで編集することにしたのである。
そのために先ず、発注先にパソコンで作成した原稿で収めさせてもらうことの了解を取り付けた。原稿は執筆者から直接送られてくるようになっていたので、その原稿を8ページの紙面に割り付け、雑誌の体裁を整えるのが編集の主な仕事であった。
そこで先ずページメーカーを使って割り付け原稿用紙を作成した。 1ページ4段組みで一行16文字の32行、表裏表紙を併せて8ページの原稿用紙を作った。
ページメーカーを使った編集は相変わらず試行錯誤の連続であったが、徐々に手に馴染んできて、紙面の作成とそのイメージを操作するには格好の道具になっていったのである。
編集経過を保存するために、手直し画面は全てそのまま連番を付して保存した。いつでも編集過程を遡れるようにしていたのである。またこの保存画面は編集のための資源として有効利用し、以後の編集に役立てたが、これこそパソコンならではと思った。
執筆者には出来上がった紙面をファックスし、チェックをお願いして文章の追加、削除、修正を繰り返して紙面を完成させていった。
文章の割り付けが一番の苦労で、指定されたページに執筆者の文章と写真が必ずしも要望通りに入らなかったり、不足してそれを補うものが必要になったりすることが多かった。編集作業上の自由度が欲しいと思ったものである。
このようなとき、紙面に写真を組み込むとその自由度が特に発揮されることに気が付いた。写真を適宜な大きさにして段で区切ることなく配置して文中に挿入したのである。文章の量によって、写真の大きさを調整してページを構成し、これによって文字数の過不足を吸収することが出来たことはありがたかった。
写真は、一段の中に入れるようなことなく、必ず段と段にかかるように配置し、玄人の配置を心がけていたことが思い出される。
今日はここまで。

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