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2004.07.05

複式簿記の思いで-12 予算管理の試行について

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「複式簿記の黙示録」の第1章、の中の「宣教師たちが伝えたイタリア式簿記」の「10・辻邦生氏の小説「安土往還記」に登場する謎の万能イタリア人」で岩辺晃三は、次のように述べる。
「辻邦生氏の小説「安土往還記」には、宣教師ではないが、安土のセミナリオで講師をつとめた人物として興味深いイタリア人が登場する。  「私が安土セミナリオにおいて自然科学、数学を教えるようになったのも、ヴァリニャーノの配慮であるし、教会会計の処理を日本修道士に委託したのもかれの決断によっていた」(筑摩書房「安土往還記」217〜8ページ)」  この人物は、全編をとおして物語の語り手でありながら、最期まで名前が明らかにされていない。」
続いて「11・小説に登場する謎の人物は実在し、名をロルテス(山科勝成)といった」において岩辺晃三はいう。
「「安土往還記」に登場するイタリア人がだれであるかは謎である。だが、もし実際に存在したとすれば、1642(寛永19)年に蒲生氏郷の後孫・大野五左衛門が執筆したといわれる「御右筆日記」に記されたある人物が浮かび上がる。その名をロルテスといい、日本に帰化して蒲生氏郷の家臣となり、山科勝成を名乗った人物である。」
著者渡部晃三は、ロルテスについて「御右筆日記」の内容を紹介した後、「筆者には「御右筆日記」の記述が事実であると思えてならない。すなわち、ロルテス=山科羅久呂左衛門勝成は実在し、主君・蒲生氏郷を通じて、信長をはじめ多くの織田家臣たちに西洋の諸学を伝授したと考えるのだ。」と、謎の人物をロルテスに措定したのである。こうして、渡部晃三はこのロルテスを追う形で以後、イタリア式簿記が近世日本の商業に与えた影響を読み解いていく。

団体の会計業務は「Mac会計」のヴァージョンアップにつれて消費税の計算も取り入れ、また部門別経理もできるようになり、次第に操作も楽になっていった。そんなある日、部門別経理を使って日ごろ考えていた予算管理を試みるようになっていた。
この予算管理の考え方は、予め分かっている部門別予算の副帳簿を作成しておき、予算収入として雑収入があり次第に収益に計上することにしたが、間接経費の方は部門コードを使うだけでは旨く配分することが出来ないので、ある時点で勘定科目毎の金額を配分しなければならなかった。このときの仕訳票はエクセルで独自に作成するなどの工夫が必要であった。
このエクセルで作成した仕訳票に Mac 会計を連動させることを試みた。だが、QuicKeys を使ったこの作業を安定させることは至難の業で、使いこなすことは遂に出来なかった。そこで、手動でトライアンドエラー作業をおこない、単式簿記会計の総会資料を作成することができたのである。
今日はここまで。

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