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2004.08.11

「江戸・東京ゆかりの野菜と花」を読む -18-  北・練馬・板橋地区

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第1章「江戸が育てた日本の花と野菜」の「7.江戸農民の手で名品種が次々と生み出された ー 品種についた地名から誕生の地を訪ねよう」の中の「北・練馬・板橋地区」は、次のように述べられている。
「北区滝野川では、根ものが盛んにつくられた。優秀品も多く、元禄年間(1688〜1704)に鈴木源吾が生み出した滝野川ごぼうは、全国に広がった野菜の代表である。人参では、八代将軍・吉宗が全国から集めた品種の中から優秀だとして選んだ、滝野川人参がある。どちらも根の長さが1メートルにもなるもので、土が深く排水がよいというこの土地ならではの特産品だ。」

「練馬区の練馬大根はまさに江戸野菜の王様で、これをもとにして改良された品種は非常に多い。
板橋区志村では、明治時代に志村みの早生大根が生まれ、早く収穫できることが歓迎されて広まっていった。」
##私はここまで読んできて思う。滝野川ごぼうと人参のことは昔よく耳にしていたが、最近どうなっているだろうとウエブで検索してみた。すると 「滝野川牛蒡をさがせ!!」 という面白いサイトに出会った。ここでは牛蒡のほか人参についても、現在の状況がひととおりわかる。また 「野菜図鑑「ごぼう」」 でその姿を知ることができる。また牛蒡の漢方薬としての姿は 「小柴昌俊博士とごぼうの種(生薬の牛蒡子)」 というページにある。
なお、 「顔が見える野菜」 には「すでに10世紀以前に、中国から薬草 として渡来していたといわれますが、ごぼうを栽培し、食用にしているのは世界中で日本だけのようです。 」という記事がある。
東京都北区立紅葉中学校 では 「伝統野菜(滝野川ごぼう・滝野川にんじん)を生徒会中心に栽培」 している。
##練馬大根についてみてみると 「練馬大根碑」 というページが練馬大根にまつわる話しをまとめていて、なかなかいい。
##板橋区志村に、みの早生大根の面影を探すことはできなかった。現在のみの早生は関西系統のようだし、 「白石家の練馬大根」 のページのなかで練馬大根の影のように出てくる「みの早生大根」を見掛けるくらいである。##
今日はここまで。

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