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2004.10.03

秋雨を眺めながら「日本史小百科 交通」を読む

今日は、昨日の晴天と全く違って朝から秋雨がしとしとと降り続いている。昨日運動会が行われたところは、暑かったとはいえ素晴らしい日取りの選択であった。
窓外の雨を見やりながら秋の読書を始めて見た。書棚の眺めて手に取ったばかりの本で、執筆者の一人から贈られた本である。

「4.情報と通信」というところが目に付いたのでページをめくってみる。最初に出てきたのは「駅伝制」、「駅制」の冒頭に「駅制は、中央と地方の間の情報伝達のために設けられた緊急通信制度で、伝馬制とともに、律令法に明記された交通制度の二本柱をなす。」とあった。
私は日本史について真面目に学んだ記憶がないので、今どきそれを読むといささか新鮮に思えるのである。「駅」について、その文字から馬が関係していることは想像していたが、ここを読んでみるとまことに馬そのものなのである。
「駅・えき(駅家・うまや)は、駅路に沿って三十里(約16キロメートル)毎に配置されることになっている。駅には駅田・駅稲が配分され、その財源とされた。そして、駅には駅馬(はゆま・えきば)が置かれ、その定数は大路(都城ー太宰府)が二〇匹、中路(東海道と東山道の主路)が一〇匹、小路(その他)が五匹とされた。」とある。
大宝律令が制定され、駅伝について規定されたのが西暦701年であるから、すでに馬が日本にやってきて数百年経っていたと思われる。馬と共に暮らす文化が定着していたのであろう。
だから明治になって汽車や電車が出てきたとき、停車場は駅としてすんなりと人々に受け入れられていったのだと思う。
駅ビルは、当今の流行りになって人々が集散しているが、駅が情報と通信の中心にあることは、今も昔も変わっていないのではないだろうか。
今日はここまで。

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