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2004.10.30

Panther で UNIX アプリケーションを使う-10

いままでの「日本語を表示する」環境は「かな漢字変換」をはじめ「日本語を入力する」環境としてはまだまだである。そこで日本語ターミナルである Kterm、日本語サーバである Canna、かな漢字変換の Kinput2 のインストールを行って、日本語が入力できる環境を構築する。

本の記述によると、「日本語を「入力する」環境をつくるためには、Mac OS でいうところの「ことえり」にあたる Canna と Kinput2 、および日本語ターミナルである Kterm をインストールしなければならない。しかし現時点では、Fink では Panther に対応してしているものはインストールできない。そこで、琉球大学工学部情報工学科の白戸氏による EasyPackage を使ってインストールすることにする。」とある。
また「EasyPackage もまた FinkCommander のように、Mac OS X マシンへ UNIX のアプリケーション/パッケージを手軽にインストールするためのシクミと考えていただければいい」という。
EasyPackage のサイトから「GUI」のダウンロードを行うと、デスクトップに「皿の上に乗った卵」のようなアイコンが現れた。このアイコンをダブルクリックして表示されるウインドウで、パッケージの一覧をダウンロードする。パッケージは用途別に分類されていて、たとえば日本語関係は「japanese」という分類にまとめられている。
先ず日本語サーバである Canna を この分類「japanese」からもっとも新しいバージョンを選んでダブルクリックし、インストールする。つづいて Canna の辞書ファイルである canna-dics をダブルクリックし、インストールする。次にはかな漢字変換である kinput2 のもっとも新しいバージョンをインストールする。最後に日本語ターミナルソフトである kterm をインストールする。
Mac を再起動して X11 を起ち上げ、xterm で kinput2 -canna & リターン、kterm & リターンとする。すると Kterm のウインドウが表示され、見たところは xterm のウインドウとそっくりであった。
この Kterm のウインドウで文字列が自在に扱えるエディタを使って日本語のテストをするため、pico リターンとした。出てきた pico のウインドウの中で日本語が入力できるかどうか確かめたが、日本語に切り替わらず旨くいかなかった。そこで「environment.plist」をチェックしたが記述に間違いはなく、再度再起動して X11 を起ち上げて pico のウインドウを表示させ日本語を入力してみると、今度はすぐ日本語に切り替わった。
つづいて、日本語 TrueType フォントのインストールを本の記述にしたがって行い、無事に kochi-mincho と kochi-gothic をインストールすることができた。このコマンド操作はかなり長めであったが、間違うことなく一度で X11 の中の fonts の中の TrueType フォルダーの中にフォントファイルを格納することができた。
次に GIMP で日本語文字を表示させ、漢字によるロゴを本の記述にしたがって作成したがこれは簡単であった。
さらに本の記述にしたがって、かな漢字変換Kinpt2で指定できる日本語変換サーバに「ことえり」を使ってみた。ことえりを使う場合には、X11 起動後に kinput2 -macim & とタイプしリターン、その後に kterm とタイプしてリターンとすればいいのである。
Canna よりも、ことえりのほうが良いかも知れないと思った。
次は、画像の一括変換を CUI ベースですばやくこなす UNIX ぽいコマンド群 ImageMagick のインストールを飛ばして、美しいプラネタリウムソフトで夜空の星の名前を知る Stellarium のインストールを行い、星座早見版を体験してみる。
今日はここまで。

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