Time Machine に乗って過去の世界を復元する-03-Time Machine で復元する-01
ユーザの再生はこの Previous Systems の中のファイルを使わず、Time Machine のハードディスクの中の3月17日のファイルを使うことにする。先ず、システム環境設定のアカウントを開き今までのユーザ9個のアカウントを全て作成した。
次に、作成したユーザの一つを選択した状態でドックの中の Time Machine アイコンをクリックし、3月17日の Users の中のユーザを選択して復元ボタンを押す。こうして簡単にユーザが復元したのを知ったのである。
しかし、アーカイブインストールして作成したユーザ名と Time Machine の中のユーザ名が9つの内の1つで相違しているので復元作業に手間取っているうち、Time Machine の内容に激変が生じていた。
Time Machine の中の最古のフォルダが1月10日から50数個あったものが3月18日の1個になりフォルダの数が激減していたのである。これを見て、Time Machine からユーザの内容が削除されてしまったと思った。
こうなってはユーザのバックアップは Previous Systems の中のユーザファイルしかないと思ったが、Previous Systems の中のユーザファイルからの手動による復活作業は Tiger から Leopard への移行の時に経験済みなので、作業手順に迷いはない。
このとき、Time machine の中の3月18日現在のフォルダに9つのユーザがバックアップされていることは思い浮かばなかった。9つのユーザフォルダーが存在していたのは3月17日現在のフォルダまでだと思い込んでいたからである。
Previous Systems の中のユーザファイルから手動で復活作業を行う前に、アーカイブインストールをして最初に出来たユーザ名がPrevious Systems の中の最初のユーザ名と異なっていることについてアップルコールセンターに電話して聞いてみることにした。全く同じアカウント設定にしたつもりなのに異なっていることが気になっていたのである。
アップルコールセンターの担当部署の更に上の部署の担当者と電話がつながった。アカウントの問題について質問したが私にはよく理解できなかった。
しかし、ついでに Time Machine での復元の模様を話してみたところ、”アーカイブインストール直前の日付の Time Machine フォルダーが存在するならアーカイブインストールに依らなくても直接 Time Machine でその直前の日付の状態に復元出来ます”といったのである。
アーカイブインストールをするようにとはアップルコールセンターの担当者から何度も聞いてきたが、 Time Machine で復元するという話は一度も聞いたことがない。そのことを担当者に話すと、”そうですか、ではこれから復元してみましょう”と云った。”まず Time Machine の置かれているハードディスクのフォルダを開いてバックアプフォルだが存在していることを確認してください”という。
早速 Time Mathine の置かれているハードディスクのフォルダを開いてると Backups.backupdb >> Mac Pro >>
2008-03-18-120133>> Macintosh HD3 >> Users(9つの user フォルダ)が存在していてた。
つまり、今の状態からでもアーカイブインストール直前の状態に完全に復元できることになったのである。
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